プロフィール

ニックネーム:Ent

職業:IT関連

趣味:Excel数式研究、ツーリング、YouTube視聴

■紹介■
プロフィールをご覧いただきありがとうございます。

休日は趣味のYouTube配信の視聴やツーリングを楽しんでおりますが、ここ最近は家計簿のブラッシュアップ(※)や当サイトの記事作成などに時間を費やしております。 

職業にも記載している通りIT関連の仕事を行っておりますが、プログラミング自体は不得手です^^; 物作り自体は好きなので設計の経験を活かしEXCELを使って家計簿テンプレートを作ってみました。

関数を駆使して強引に機能を実装している部分が多いので、パッと見は垣根の高さを感じる作りとなっておりますが、ビジュアルや使用感は割と工夫しております。そのため、導入難易度は言うほど難しいものではなく、どなたでも幅広くご利用頂けると思います。

そのうち、家計簿の作成に使ったEXCELテクニックなども紹介したいと思いますが、サイトの方もまだまだ未完成なので当面はサイトコンテンツの充実化に時間を割くことになりそうです^^;

※蛇足となりますが、「公開ファイル」の初版バージョンは“1.000”としているものの、テンプレートの元となっている私が常日頃に利用している「マスターファイル」のバージョンは“1.645”となっております。

バージョン管理ルールとしては「機能改善(機能拡張含む)」を一回行う度に下2桁目を+1カウントアップ、9を超えると下3桁目を+1カウントアップし、下2桁目は0に戻ります。

「欠陥対応」は一回行う度に下1桁目を+1カウントアップ。9を超えると下2桁目を+1カウントアップし、下1桁目は0に戻ります。

「マスターファイル」の初版は2020/9/6で、現在のバージョン“1.645”は2021/5/3に更新されました。「マスターファイル」の初版から公開に至るまでに約8ヶ月弱の期間となりますが、62回の機能改善と25回の欠陥対応を行っております。このバージョン数の多さだけでも、より使い安くするためのブラッシュアップに相当の時間を費やしていることをお察し頂けると幸いです^^;


家計簿を始めたキッカケ

私がEXCELで初めて家計簿をつけ始めたのは2016年頃です。

元々、極度の面倒くさがり屋と言う性格でもあり、家計管理なんて考えもしなかったため、浪費が多くクレジットカードの残高も常に高い状態をキープしておりました。

「これは流石に何とかしないとなぁ」と思い、EXCELを使って家計簿をつけたら続くかどうか試しにやってみようと考えたのが始まりですが、この考えに至ったのは大正解でした。

重い腰を上げるのは苦手だったのですが、一度始めてしまえば、マメに細かく管理することと、自分で色々物作りすること自体好きだったこともあって、EXCEL家計簿を度々メンテナンスしながら毎日のように家計簿をつけていくことができました。

当時作成したEXCEL家計簿がとても便利に仕上がってきたので楽しく家計簿をつけることができており、更には副次効果により浪費を抑止する気持ちも生まれてきました。

面倒くさがり屋の自分が信じられないくらいに毎日のように家計簿をつけることが出来たのは理由があります。その理由を解説させて頂きます。


資産状況の把握

EXCEL家計簿が長続きした理由の1つは、自分好みに自由にカスタマイズできる点でした。

昨今のキャッシュレス決済の普及により、クレジットカードや電子マネー、さらにはネット銀行など様々な決済手段が普及するようになりましたが、サービスが多様化する一方でそれらの残高管理が非常に煩わしくなったと感じております。

そこで、EXCEL家計簿を用いて残高管理が出来るようにすれば、自分の保有する資産がどれくらいか一目で把握できて便利になると思いました。どうせ家計簿をつけるなら収支バランスだけではなく資産状況も確りと把握したいという欲も出てきて、そのような管理が可能な家計簿にレベルアップしていきました。

結果として、自分好みにカスタマイズして家計簿をつけることが出来たので長続きしたと思っております。


収支の可視化

家計簿をつけることによって収支が数字により可視化するため、今までの自分自身のライフワークにも自然と良い影響を及ぼすようになったと思います。

「収支状況をこの目で確りと理解することで現実を直視する」ことが上手く作用すれば出費時の判断力も向上します。

今まで深く考えずに購入していた物や、値段を気にせずにカートに入れていた物も、家計簿から得た収支バランスを頭の中にインプットしておくことで、「今月は浪費がちょっと多いな。抑えておこう」という自制心や、「これはネットで買った方がもっと安く買えるよね?」といった損得勘定の気持ちが芽生えてきます。

そのような気持ちが抑止力となり次第に浪費を抑えることが出来るようになり、消費に対するリテラシーが高くなって行ったと実感しております。

家計簿をつける前は何となくぼんやりと“家計簿をつけるのが面倒くさい”と言った思いや、“財務状況が浮き彫りになって嫌な現実を直視せざるを得なくなる”といった恐怖感から、家計簿を始めることが不安でもありました。

しかしながら、実際に家計簿を始めてみると、それらの不安は全て杞憂であり、むしろ毎日家計簿をつけることが楽しいという結果となりました。


家計簿の記録開始から1年後の悲劇

楽しく続いていた毎日の家計簿への記帳が突然終了したのは、家計簿の入力を開始して約1年後の事でした。

なんと、パソコンがクラッシュしてしまったのです!
当時、「HDDのバックアップを取得する」という基本的なルーチン作業すらやってこなかったズボラな自分に天罰が降りかかったのです。

パソコンがお亡くなりになった1日前に、HDDから「カタッ、カタッ」と言う音が聞こえて、「何か起動が遅いなぁ~」とは感じておりましたが、まさかそれがPCがクラッシュする予兆だったとは当時は思いもしませんでした。

そのため、バックアップも取らないまま翌日パソコンを立ち上げると……
画面が真っ暗のまま起動せず、HDDがただただ「カタッ、カタッ」と鳴っているだけ。パソコンは真っ暗な画面から何をやっても動かなくなるという事態に陥りました。 

その時は私の目の前も真っ暗になりました。パソコンには色々なデータも入っておりましたが、何より約1年間掛けてカスタマイズしながら使っていたEXCEL家計簿の記録が全て無くなったことが一番大きなショックであり、あまりにも大きな損失でした。

茫然自失、自暴自棄となった私は、以降、家計簿をつけるのを諦め、次第に自堕落的で散財を繰り広げる生活に戻り、財務状況も滅茶苦茶に破綻していくのでした。


家計簿の記録再び

約5年後の2020年、浪費が重なり財務状況を把握することも満足でない状態に対し「このままではダメだ!」と思い、私は再びEXCELで家計簿を作ろうと決心しました。

前回の反省を生かし、今回はしっかりバックアップを取ると言うことと、前回作成した家計簿の良し悪しを記憶から掘り起こし、「前回はこういう点が失敗したな」、「もっとこうすれば良かった」という改善点や、「こんな機能もあったらいいな」と言う思いや「こういうケースはどうすれば良いだろう」と言った要件を整理しました。

そして、設計を始めて大体考案が纏まったところで2020年7月頃からEXCELでの家計簿作りを着手し、平日は仕事から疲れて帰って来て殆ど手を付けておりませんでしたが、土日に腰を据えて集中して作業したことで、2020年9月にやっと完成に漕ぎ着けました。

完成した後も一般公開するにはまだまだ不十分の出来映えだったので、約半年の間は不具合の修正だったり機能の拡張や最適化を繰り返し、2021年4月末頃にやっと満足の行く家計簿が出来上がったので、この度の公開に至りました。


なぜEXCEL家計簿に拘るのか?

今の時代、家計簿アプリは有料・無料含め色々出ていますが、「自分好みにカスタマイズ」出来た方が性に合っているため、そう言った点では自分でもカスタマイズして使えるツールであるEXCELしか選択肢にありませんでした。

普段、EXCELは 仕事でも使っているので使い慣れていることもありますが、操作性に関してもEXCELはセルのコピー&ペーストが容易であったりと、入力ツールとしても非常に優秀だと思っております。

家計簿アプリは実際使ったことがないので利用したら考えが覆る可能性はありますが、そもそもスマホでポチポチ文字入力するより、普段から家でもパソコンを使っているのでキーボード入力の方が圧倒的に早い点も個人的には、EXCELに依存してしまう一つの理由だと思います。

なお、家計簿アプリだと「自動反映してくれる」という便利な機能もあるようですが、個人的には入力すること自体は毎日数分あれば出来てしまうことなので、あまり負担には感じておりません。

他にも、クレジットカードや預貯金口座に関してもアプリには連携機能があるようですが、私の作成したEXCEL家計簿もそれらの決済手段の残高を集計することは可能なので、EXCEL家計簿に決済手段も入力してしまえば「資産状況も把握できてしまう」ことが家計簿アプリにそれほど魅力を感じていない点でもあります。  

『EXCELマルチ家計簿≪EME≫』では、昨今のキャッシュレス決済の普及により様々な決済手段がある中で、これらの支払いにも極力シンプル且つスマートな入力で資産状況の把握ができるように考えられておりますので、是非ご利用頂く皆様の家計管理のお役に立てられればと思っております。


以上、簡単なご紹介となりましたが、共感頂けるような点がございましたらご意見頂けると嬉しいです。